picture from by. MIZUTAMA

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#Chapter. 1

 

 

シャドウはソニックをベッドに突然倒す。

向かい合う視線でソニックはシャドウの赤い瞳が珍しく輝くことを感知する。

 

 

それは、愛情に対する渇求…?

それとも、彼の愛に対する報答…?

 

 

―もしかしたら俺たちはもうそれを遥かに越えているかもな、とソニックは思う。

なぜならソニックその自身も…。

 

 

「OK。来いよ。シャドウ。いくらでも、俺が受け取ってやるぜ」

「……」

 

 

シャドウは何も言わない。

それをソニックは肯定の方の返事で受け入れた。

目を伏せて、そっと閉じる。

 

 

シャドウはそんなソニックの行動に断ち切れるような理性をかろうじて取り押さえる。

まだ、そうまだだ。

何を待たなければならないかは分からないが、なんとなく気を付けなければならないという警告を感じる。

それで少しは余裕を持つつもりで、ソニックの青いトゲに手を伸ばす。

 

 

もしかすると、それが間違いだったかも知らないのだ。

太陽と空と風の香りが、鼻先ではなく手先で感じたその時。

逃したくない、ほっとく訳にはいかないとシャドウは決心してしまったから。

 

 

ソニックはベッドの上であっちこっち乱れた自分のトゲを撫でるシャドウの手を感じる。

そうしてから、耳元で熱い息吹が触れてぞっとしながら瞼をぷりぷり震える。

 

 

「君はまるで、僕の全てが分かるようだな」

「Of course。俺はいつもシャドウの事全ー部知りたいから」

 

 

その前に恋人として当たり前だろ?とソニックはくすくす笑いながら付け加える。

変な奴、シャドウは舌打ちをしながらソニックの口を自分の唇で覆う。

 

 

 

 

 

 

―――――−―――――――――−―――――――――−――――

シーンを書くつもりもなかったのでここで中断。

うーん私やっぱりソフトが趣向みたいです。 見る人はこれが何だ!!して大声を出すかも…。

うは、頑張ります〜。

 

 

 

 

 

 

 

#chapter. 2

 

 

好きだということを言葉ですべて話せるとしたら、一体何と言えば良いか。

僕は窓べに腰かけて空を見上げて君の姿を思い浮かぶ。

 

 

空とそっくりな君のその青が好きだ。

視線を向けるしかない君のその声が好きだ。

風ように早くて取りたくなる君のその足が好き。

生意気だがそれで君らしいと考えさせる君のその言葉つきが好き。

いつの間にか消え去ったと思ったら、急に現われて声を掛けるその行動も、性格も、君という全てのことが。

 

 

そよ風が吹いて、涼しく触れて、黒いトゲが、虚空に翻るようにする…。

 

 

ああ。

本当に。

好きだということは、こんなにも…。

 

 

胸を一杯満たしてまた溢れて、それで胸が痛い。漠々する。痺れる。君を見ればどう伝えるか苦心してしまう。

君はこんな僕を知っているのだろうか?

それでいつも笑いながら僕に近付いたり遠くなったり繰り返すのか?

 

君は、いつ帰って来るのか…。

 

 

僕が見つけたその風を、僕だけが知っていったら良いと言ったとしてもお前はただ笑うだろうな。

 

 

それでもそれは真実。

僕が君を独占したいというかけがえのない事実。

 

 

 

 

 

-------------------------------------------------------------

何が書いたかったかはもうわからなくなりました。

ソニックがあちこち通ってフラッグ刺して通うのが気に入らないシャドウ、が書いたかったのかな。

プライドに、それを言うことは出来ないでしょうね〜。

私が書くSonadowはあれです。

好きだとはしてもソニックはそこに束縛されるのがいやで残り愛さえ色焼けになるか心配で話せない。

シャドウはプライドに言えずに、また言ってからソニックが消し去るか心配で戦々恐々。

それでそのまま何センチメートルの距離があっても手に触れる所にいることに安心して満足する二人…?

 

 

何、ハリネズミジレンマ?!

 

 

 

 

 

 

 

#chapter. 3

 

 

灼熱する陽光の下、砂漠を疾走する。

こんなに人跡がない所を走っていたら。

このまま全てのものから脱することが出来るようで、そうではないようで。

そんな曖昧な幻想に捕らわれる。

 

 

―脱すること。Escape。

Where?

Who…?

 

 

頭の中に黒い針鼠の姿が浮び上がる。

首を横に振って追い仏おうと労力する。

彼からする、慇懃な汗の匂いと火薬の匂いが混じたその香がまだ追い付くような錯覚を起こる。

 

 

堪えることが出来ず振り返える。

視界に見えるものは日の光の下、精一杯で白く光を出す砂と遠くから立ち上る陽炎だけ。

 

 

去ったのが後悔になるのではない。

ただ少し少し、彼から遠くなれない俺に苛々するだけ。

 

 

No Kidding…!

 

 

小さく舌打ちをする。

頭の中にはまだ去らない彼の姿が。

 

 

もう、俺の心を振らないで欲しいと思う。

しかしそのようになれるとしても、もう知っているのだ。

その後残ることは虚無と、寂しさ。そして淋しさだけ。

 

 

いつから俺は彼にこんなにも慣れてしまったことだか…?

知らない。分からない。考えたくもない。

脱して、脱して逃げたいがそう出来ないようにするのは俺。

誇らしげに彼から去ってしまうことが出来ても、そう出来ないようにするのも俺。

 

 

こんなにも、好きだということは…。

 

 

まあ、とにかく少しは敬意は表して置こうか。

こんなにも俺を焦るようにさせるのは,彼だけだから。

 

 

 

 

 

----------------------------------------------------------

ただソニック時点で逆転?ですかね。

書いておいてからも気に入らないあ………………

とにかくここまで読んでくださってありがとうございます!!